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映画感想第二弾

今回は、年に一度は必ずTVで放映される、超B級映画をご紹介します



「ザ・グリード」(1998年 アメリカ)
原題:Deep Rising

[STAFF]
監督・脚本:スティーヴン・ソマーズ
製作総指揮:バリー・ベルナルディ
製作:ローレンス・マーク、ジョン・バルデッチ
撮影:ハワード・アサートン
音楽:ジェリー・ゴールドスミス

[CAST]
トリート・ウィリアムズ (フィネガン)
ファムケ・ヤンセン (トリリアン)
ケビン・J・オコナー (パントゥーチ)
アンソニー・ヒールド (ジョーイ・キャントン)
デリック・オコナー (アサートン船長)
ウェス・ステューディ (ハノーバー)
ジェイソン・フレミング (モリガン)
クリフ・カーティス (マムーリ)
クリフトン・パウエル (メイソン)
トレヴァー・ゴダード (T.レイ)
ジャイモン・ハンスゥ (ヴィーヴォ)
クリント・カーティス (ビリー)
ウナ・ダモン (レイラ)

IMDB
Wikipedia(←ネタばれ注意!)
allcinema

観賞日:2008年1月13日(日) [日曜洋画劇場 - TV]
評価:★★★★☆

[STORY]
南シナ海。処女航海中の3000人もの乗客を乗せた豪華客船アルゴノーティカ号。船内の女スリ・トリリアンは金庫へたどり着いた所で、捕まり監禁される。すると突然、船は何ものかに衝突し、強い衝撃がパーティー開場を直撃する。時を同じくして、航行していた密輸船サイパン号。目的地に向うはずが、モーターボートと衝突する。アルゴノーティカ号を発見した船長のフィネガンは、間一髪でアルゴノーティカ号に避難する。なんとか助かった乗客の前に、巨大な怪物が姿を現す…。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

[予告編]
U.S. Theatrical Trailer

拍手[0回]


原題は「Deep Rising」。1998年のアメリカ映画。

日本語版タイトルの『グリード(greed)』は「貪欲、欲張り」という意味。

過去にも何度か放映されているこの映画。視聴率が良いからでしょうか?

豪華客船に乗り込んだ集団が未知の巨大生物に襲われる海洋モンスター・パニック・アクション・ホラー(長い!)ですが、これが結構面白いです。

本編に出てくるモンスターが気持ち悪いし、これだけ見たら絶対好みでない普通のモンスター映画。しかし、一癖も二癖もある登場人物たちと時折見せるコミカルでスピーディーな展開に押され、面白く観れてしまうのです。緊迫したシーンもどこか抜けてるし・・・。

それに俳優陣が良い味出してる!主演のトリート・ウィリアムスはしっかりしてるんだけどどこかヘタレなフィネガン役を演じていますが、彼がよく口にする「お次は何だ?(Now what?)」はもうお決まりの台詞ですね。悪い予感がする時には特に。この決め台詞大好きです!(ちなみにオリジナル脚本では"What now?"だったらしい。)

もう一つの決め台詞に「What are you lookin' at?(ガン飛ばすんじゃねぇ!)」があります。どのシーンに出てくるかは秘密です。この台詞、すごい意訳してるけど、直訳すると「何見てんだよ?」になるのでこれはこれで妥当でしょう。
ヒロイン役のファムケ・ヤンセンは可愛くて綺麗ですね。赤いドレス姿からタンクトップに着替えた時、「似合ってるよ」と言われて顔を赤らめてるところなんか素直に可愛いしハート3(大きい&小さい) そんな彼女が演じてるのは詐欺師のトリリアン。

そういえばファムケ・ヤンセンはほぼ同時期に「パラサイト」「TATARI」等のホラー映画に出演してました。「007 ゴールデン・アイ」では悪女オナペット役ですがあまり印象には残りませんでした。「X-Men」シリーズにも出演してますがそっちはまだ未見。

フィネガンの相棒・パントゥーチ役のケビン・J・オコナーは「パムナプトラ」にも出てますが、彼の演技がいちいち面白くて笑えるんですよ。あまりカッコ良くないけど一番親近感があるというか・・・。吹替のおかげでパントゥーチのキャラがより好きになった(笑)映画を観てこのキャラには生き残ってほしいと何度思ったか。

「お~い!オ~レ~を餌にす~る~なぁ~!!」にはウケた(爆笑)

しかし、この映画には独特の「脱力感」だけでなく、突っ込みどころ満載なのも魅力です。

なぜ船主が怪物の形態に詳しいのか?
なぜ都合よくあのキャラクター(誰かは言いません)が結局助かったのか?
なぜ怪物の____にいて____されても生きていたのか?

等多数!

それでもモンスターの襲撃シーンはえげつなく激しく、この手の映画のファンなら期待を裏切らないはずです。

登場人物は密輸船の船長(フィネガン)とその相棒(パントゥーチ)、女詐欺師(トリリアン)、テロリスト集団、豪華客船の制御システムを破壊し、船の破壊で保険金をかけようとした船主(とんでもなくずる賢い!)と、どれも悪者だというのもツボでした。

しかもその悪者の中でとことん私利私欲にまみれている悪玉タイプは必ずその報いを受けるので、見ててスカッとします!

一番可愛そうなのは冒頭で襲われた豪華客船の乗員乗客(3000名!)とその惨劇を逃れて後に船主の悪事を知ってしまう船長、そしてテロリスト集団に殺害されてしまう、冒頭の惨劇を逃れた人たちだと思う。

最後の捻ったオチまでノンストップに楽しめるので、これは隠れた名作かもしれない。劇場で見ればもっと楽しめたかも。

頭を空っぽにして観賞するのがオススメですo(^-^)o
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